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🎓 レベル:基礎 | 重要度:A(必須) 📎 前提:DNS

要点(BLUF)

DORA:4つのやり取り

端末(クライアント)はIPがないので、最初は宛先ブロードキャストで叫びます。

sequenceDiagram
    participant C as クライアント
    participant S as DHCPサーバ
    C->>S: DISCOVER(ブロードキャスト・誰かIPください)
    S->>C: OFFER(このIPはどう?・候補提示)
    C->>S: REQUEST(それをくださいと要求)
    S->>C: ACK(確定・リース開始)

リースには期限があり、半分過ぎたあたりで**更新(renew)**します。

配られる情報

項目役割
IPアドレス端末の住所
サブネットマスクネットワーク部の境界
デフォルトゲートウェイ外部へ出る出口(ルータ)
DNSサーバ名前解決先
リース時間この割当の有効期間

「IPだけ」でなくゲートウェイとDNSまで配るのが重要で、これが揃って初めて外部のサイトに名前でアクセスできます。

DHCPリレー:サブネットを越える

DHCPの最初はブロードキャストで、ルータは通常ブロードキャストを越えさせません。サーバが各サブネットに無いとき、ルータがリレーエージェントとして、ブロードキャストをサーバへユニキャストで転送します。

! このインターフェースのDHCP要求を 10.0.0.10 のサーバへ中継
Router(config)# interface Gi0/0
Router(config-if)# ip helper-address 10.0.0.10

これで1台のDHCPサーバで複数サブネットを賄えます。

ルータをDHCPサーバにする(小規模)

Router(config)# ip dhcp excluded-address 192.168.1.1 192.168.1.10
Router(config)# ip dhcp pool LAN
Router(dhcp-config)# network 192.168.1.0 255.255.255.0
Router(dhcp-config)# default-router 192.168.1.1
Router(dhcp-config)# dns-server 8.8.8.8

excluded-address で、ゲートウェイやサーバの固定IPを配布対象から外します。

なぜ自動配布なのか(設計の直観)

数百台に手動でIPを設定すれば、重複・打ち間違い・引っ越しのたびの再設定で破綻します。DHCPは割当を一元管理し、端末は電源を入れるだけで正しい設定を受け取れます。ゲートウェイやDNSまで配ることで「つなげば使える」体験を実現し、アドレスの再利用(リース)でアドレスも節約します。

⚠️ よくある誤解

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