🗺️ このノートは 第4章「並行処理と同期」のハブ です。
第4章 ── 並行処理と同期
スレッド(プロセスとスレッド)が共有メモリを同時にいじると、単独なら起きないバグが現れます。順序の不定性が生む競合状態、それを防ぐ排他制御、排他がこじれて起きるデッドロック、そしてそれらを整理した古典パターン。この章は「並行処理の難しさの正体と、その飼いならし方」を扱います。
並行バグは再現しにくく、見えにくいのが厄介。だからこそ、仕組みを原理から理解しておく価値があります。
トピック一覧
- 競合状態とクリティカルセクション — データ競合・不可分性・なぜ壊れるか
- 排他制御(ロック・セマフォ・ミューテックス) — 相互排他の道具立て
- デッドロック — 4条件・回避/検出/回復
- 並行性のパターン — 生産者消費者・読者書き手・条件変数
この章の位置づけ
- 前提は プロセスとスレッド(共有)と プロセス間通信(IPC)(共有メモリ)
- 単一マシン内の同期が主役。複数マシンにまたがる合意・一貫性は 分散システム へ繋ぐ
- 並列化の効果の上限(逐次部分)は 性能の評価とアムダールの法則