🎓 第2章:相互情報量とダイバージェンス
第2章 相互情報量とダイバージェンス
第1章のエントロピーを土台に、ここでは2つの量の関係を測ります。相互情報量 は「 を知ると の不確かさがどれだけ減るか」=依存の強さ。KLダイバージェンス は2つの分布の隔たりで、相互情報量も通信路容量も最大エントロピーも、すべて KL の特別な形として統一的に見えてきます。さらに、情報は処理で決して増えない(情報不等式とデータ処理不等式)という強力な原理、そして統計の最尤推定を支えるフィッシャー情報との橋(フィッシャー情報との接続)まで進みます。
トピック一覧
- 相互情報量 — 標準
- KLダイバージェンス — 標準
- 情報不等式とデータ処理不等式 — 発展
- フィッシャー情報との接続 — 発展
この章の要点
- 相互情報量 。独立なら 0。
- KL (Gibbs)。非対称・距離ではない。交差エントロピー 。
- データ処理不等式: なら 。後処理で情報は増やせない。
- フィッシャー情報:KL の2次近似 。最尤・CRLB の土台(統計へ)。
関連章
- 第1章 情報量とエントロピー — エントロピーの差として相互情報量を定義
- 第4章 通信路容量 — 相互情報量の最大化が容量
- 機械学習:KL・クロスエントロピー損失・変分推論の応用
- 統計:最尤・フィッシャー情報・CRLB