information theory // 情報を測る
情報理論
情報理論は、ひとことで言えば「情報を数で測る」数学です。エントロピー(不確かさ)・相互情報量(依存)・KLダイバージェンス(隔たり)を土台に、どこまで圧縮できるか(情報源符号化)・どこまで誤りなく送れるか(通信路容量)を明らかにします。統計・ML・通信・暗号の背後にいます。
なぜ学ぶのか
- 多くの分野を貫く。統計の最尤、MLのクロスエントロピー、通信の符号化が一本の糸で繋がります。
- 限界が分かる。シャノンの符号化定理で「圧縮の限界・通信の限界」を理解できます。
- KLの意味が腑に落ちる。相対エントロピーが最尤・変分推論の背後にあると分かります。
こんな場面で役立つ
- MLクロスエントロピー損失・KL・変分推論の土台
- 統計最尤・フィッシャー情報・AIC/MDL
- 圧縮ハフマン・算術符号で情報源を符号化
- 通信通信路容量・誤り訂正符号
ここでは、エントロピー・符号長・通信路容量を実際に計算し、不等式や符号化定理が成り立つかを必ず数値で確かめる方針です(logの底も明示)。エントロピーから相互情報量・符号化・通信路・誤り訂正・連続情報量・ML/統計接続までを体系化しました。クロスエントロピーは機械学習、最尤・モデル選択は統計へ相互リンク。
カリキュラム(全7章)
目次・インデックス
第1章 ── 情報量とエントロピー
- 第1章 情報量とエントロピー 目次
- 自己情報量とエントロピー 基礎 必須
- 結合・条件付きエントロピーと連鎖則 標準 必須
- エントロピーの性質と最大エントロピー 標準 必須
- 漸近等分割性とAEP 発展 必須
第2章 ── 相互情報量とダイバージェンス
- 第2章 相互情報量とダイバージェンス 目次
- 相互情報量 標準 必須
- KLダイバージェンス 標準 必須
- 情報不等式とデータ処理不等式 発展
- フィッシャー情報との接続 発展
第3章 ── 情報源符号化
- 第3章 情報源符号化 目次
- 無歪み符号化とKraft不等式 標準 必須
- シャノンの情報源符号化定理 発展 必須
- ハフマン符号 標準 必須
- 算術符号とユニバーサル符号 発展
第4章 ── 通信路と通信路容量
- 第4章 通信路と通信路容量 目次
- 離散無記憶通信路 標準 必須
- 通信路容量 発展 必須
- シャノンの通信路符号化定理 発展 必須
第5章 ── 誤り訂正符号
- 第5章 誤り訂正符号 目次
- 誤り検出と訂正の基礎 標準 必須
- 線形符号とハミング符号 発展 必須
- 代表的な符号の概観 標準
第6章 ── 連続情報量とレート歪み
- 第6章 連続情報量とレート歪み 目次
- 微分エントロピー 発展 必須
- ガウス通信路と容量 発展 必須
- レート歪み理論入門 発展 必須
第7章 ── 機械学習・統計との接続
- 第7章 機械学習・統計との接続 目次
- クロスエントロピーと最尤 標準 必須
- 情報量規準_AICとMDL 標準
- 特徴選択と情報利得 標準
- 変分推論とELBO 発展