🎓 第6章:監視と継続的学習
第6章 監視と継続的学習
第1章で描いた MLライフサイクルのループ(MLOpsとMLライフサイクル)を、ここで閉じます。本番モデルは放っておけば必ず劣化します——入力分布はずれ(ドリフト)、関係も変わる(コンセプトドリフト)。この章は、劣化を検知し(監視・ドリフト検知)、対応する(再学習・CT)、そしてそれらを自動化する(オーケストレーションとCI/CD/CT)仕組みを扱います。分布シフトの理論は機械学習分野へ、汎用の可観測性基盤はクラウド分野へ wikilink します。
トピック一覧
- 本番モデルの監視 — 標準
- データドリフトとコンセプトドリフトの検知 — 発展
- 再学習と継続的トレーニング(CT) — 標準
- MLパイプラインのオーケストレーションとCI/CD/CT — 標準
この章の要点
- 本番監視:性能(精度・遅延)だけでなく、予測分布・入力分布も監視する。正解ラベルが遅れて来る問題に備える。
- ドリフト検知:データドリフト(入力分布の変化)とコンセプトドリフト(入力と出力の関係の変化)を統計的に検知する(PSI・KS検定等)。
- 再学習とCT:いつ・何をトリガーに再学習するか。スケジュール型と性能/ドリフトトリガー型。
- オーケストレーションとCI/CD/CT:パイプライン自体を自動ビルド・テスト・デプロイし、ML特化のテスト(データ検証・モデル検証)で品質を守る。
関連章
- 第1章 MLOpsの全体像 — MLOpsとMLライフサイクル(閉じるべきループ)/MLOps成熟度モデルと自動化レベル
- 第2章 データと特徴量の基盤 — ドリフトはデータ側の変化
- 機械学習:分布シフトと頑健性(分布シフトの理論)
- クラウド:クラウド・インフラ/SRE・DevOps 全体目次(汎用の可観測性・CI/CD基盤)