🎓 第2章:共役事前分布
第2章 共役事前分布
Phase 1 で数値積分して求めた事後分布を、閉じた式で一気に求める章です。事前を尤度に「共役」に選ぶと、正規化積分が消え、ベイズ更新がパラメータの足し算になります。統計検定サイトの 共役事前分布(統計)が土台で、ここでは各ペアを実行可能な Python コードで検証しながら、事後予測・事前感度・正則化との接続まで踏み込みます。
トピック一覧
- 共役性とは — 基礎
- ベータ二項モデル — 基礎
- ガンマポアソンと指数 — 標準
- 正規正規モデル — 標準
- 指数型分布族と共役事前 — 発展
この章の骨格
どのペアも証明の骨格は同じ——尤度のカーネル × 事前のカーネル = 同じ分布族のカーネル( で肩を足す)。
| 尤度 | 共役事前 | 事後(更新則) | 事後予測 |
|---|---|---|---|
| 二項・ベルヌーイ | ベータ | ベータ二項 | |
| ポアソン | ガンマ | 負の二項(過分散) | |
| 指数 | ガンマ | ロマックス(パレートII型) | |
| 正規(分散既知) | 正規 | 精度の加算・加重平均 | 正規 |
| 正規(両方未知) | 正規逆ガンマ | NIG 更新 | Student-t |
そして 指数型分布族と共役事前 で、この「同じ骨格」の正体が指数型分布族であり、更新が に統一されることを示します。
関連章
- 第1章 第1章 ベイズ推論の枠組み 目次 — 事後を数値積分で求める出発点
- 第3章 事後分布の解析と要約 — 共役が使えない事後をどう要約するか
- 第4章 MCMC — 共役が使えない事後をどう計算するか
- 第6章 変分推論 — 指数型分布族の自然パラメータ更新と地続き
- 統計:共役事前分布(各ペアの完全導出と試験での問われ方)
- 機械学習:正則化の理論(ガウス事前の MAP = リッジ正則化)