🎓 第6章:変分推論
第6章 変分推論
第4章の MCMC は事後からサンプルを取りました。本章の変分推論は、事後を扱いやすい分布 で近似する最適化問題として解きます。MCMC が「厳密だが遅い」のに対し VI は「速いが近似」——大規模・高次元で活きる、もう一つの計算の柱です。最後に、同じ ELBO が深層生成モデル VAE を動かしていることを見ます。
トピック一覧
- 変分推論の考え方 — 発展
- 平均場近似と座標上昇法 — 発展
- 確率的変分推論と再パラメータ化 — 発展
- VAEとELBOの共通構造 — 発展
この章の骨格
- ELBO と KL:。ELBO 最大化=KL 最小化(正規化定数 不要)。
- 平均場・CAVI: に分解し因子を順に最適化。相関を無視するので分散を過小評価。
- 確率的 VI・再パラメータ化: で低分散の勾配。共役不要・大規模対応・自動微分と好相性。
- VAE:ELBO = 再構成 − KL。エンコーダ=、デコーダ=。ベイズ VI と同じ数理。
関連章
- 第4章 第4章 MCMC 目次 — サンプリングによる厳密な推論(VI と対比)
- 第1章 事前・尤度・事後・周辺尤度 — 周辺尤度 p(D)=ELBO が近づく対象
- 第5章 経験ベイズ — 周辺尤度最大化との関係
- 機械学習:オートエンコーダとVAE(VAE の実装)・正則化の理論