🎓 第5章:ブラック–ショールズ
第5章 ブラック–ショールズ
金融工学の到達点です。第3章の確率過程(GBM・伊藤の補題)と第4章の無裁定(複製・リスク中立)が、ここで1本の方程式に結実します。連続時間でオプションを複製すると、ボラティリティだけで価格が決まり、期待リターン は消える——ブラック–ショールズの核心を、方程式の導出・閉形式の公式・感応度(グリークス)・市場からの逆算(インプライドボラ)の順に組み立てます。
土台は第3章 伊藤の補題、第4章 二項モデルとリスク中立評価、確率分布は統計 正規分布(標準正規・標準化)(統計)です。
トピック一覧
- BS方程式の導出 — 発展:デルタヘッジで無リスク化、
- ブラックショールズ公式と解釈 — 標準:コール・プットの閉形式と の意味
- グリークス — 標準:デルタ・ガンマ・ベガ・セータ・ロー、ヘッジへの応用
- インプライドボラティリティ — 標準:市場価格から逆算する σ、ボラティリティ・スマイル
関連章
- 第3章 伊藤の補題 — 確率過程の連鎖律(導出の主役)
- 第4章 二項モデルとリスク中立評価 — 離散版の複製とリスク中立評価
- 第6章 数値計算 — BS に解析解がない場合の数値的価格づけ