🎓 第8章:リスク管理
第8章 リスク管理
これまでは「価格づけ」が主題でしたが、金融機関の現場では「最悪どれだけ損するか」を測ることが同じくらい重要です。この章では、損失リスクを1つの数字に圧縮する VaR(バリュー・アット・リスク)から始め、その弱点を補う CVaR(期待ショートフォール)、そしてモデルが妥当かを検証するバックテストへと進みます。リスク尺度の「良し悪し」を整合性(コヒーレンス)という観点で評価するのがこの章の肝です。
リスク(ボラ・分布)の土台は第1章 リスクの測り方・統計 正規分布(標準正規・標準化)(統計)、損失分布の生成はモンテカルロ(モンテカルロ法によるオプション価格)です。
トピック一覧
- VaR(バリュー・アット・リスク) — 標準:信頼水準での最大損失、ヒストリカル・パラメトリック・モンテカルロの3法
- CVaR(期待ショートフォール) — 標準:VaRを超える損失の平均、劣加法性とコヒーレントリスク尺度
- バックテストとストレステスト — 標準:違反回数の検定(Kupiec)とシナリオ分析
関連章
- 第1章 リスクの測り方 — 分散・ボラの土台
- 第6章 モンテカルロ法によるオプション価格 — 損失分布のシミュレーション
- 統計:正規分布(標準正規・標準化)(パラメトリックVaRの仮定)