🎓 レベル:基礎 | 重要度:A(必須)
この章のねらい
OLS を最良線形不偏推定量(BLUE)にするガウス・マルコフ仮定を確認し、経済データでよく破れる2つ——不均一分散と系列相関——を扱います。
この章の主張はひとつ:
不均一分散・系列相関は**標準誤差(推論)を壊すが係数(点推定)**は一致する。内生性(内生性とは(バイアスの源の地図))とは病の深さが違う。
だから処方箋も軽い——係数はそのまま、頑健標準誤差や GLS で推論を直せば済みます。
トピック一覧
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ガウス・マルコフ仮定のおさらい OLSがBLUEになる5仮定を整理し、どれが破れると何が壊れるかを一覧化。外生性だけが係数を壊し、等分散・無相関は標準誤差だけを壊す、を明確にする。
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不均一分散と頑健標準誤差 誤差分散が観測ごとに違う不均一分散。係数は一致するが標準誤差が誤るので、White(HC)頑健標準誤差・クラスタ頑健標準誤差で推論を立て直す。
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系列相関と一般化最小二乗 時系列回帰で誤差が時間方向に相関する系列相関。Newey–West(HAC)で推論を直すか、GLS/FGLSで効率を回復する。定常性の土台は時系列へ引用。
前後のつながり
- 土台(引用):重回帰分析・残差分析・回帰診断(統計)、定常性と自己相関(時系列)
- 前章:内生性とは(バイアスの源の地図)(係数を壊す病との対比)
- 次章へ:内生性と操作変数 目次(係数が偏る内生性への本格的処方)
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