推定・仮説検定 ── Phase 4 目次
このドメインの位置づけ
- 関わる級:2級・準1級・1級。推測統計の中核であり、2級の最大の山場。
- 出題比重の目安(※目安・年度依存は要最新確認):2級では区間推定・各種検定(t/カイ二乗)が大量に出る。準1級・1級では推定論(最尤法・クラメール・ラオ)と検定の理論(尤度比・Wald・スコア)まで。
- 前提とするドメイン:確率分布・標本分布(Phase 3 目次)(確率分布・標本分布)── 標本分布(正規・t・χ²・F)が検定統計量の素材。確率(Phase 2 目次)(確率)の期待値分散・極限定理も土台。
- 土台になる先:Phase 5(回帰)・Phase 7(ベイズ・実験計画)・Phase 8(応用)。検定の枠組みは以降のすべての手法評価で使う。
トピック一覧
- 点推定(推定量の良さ:不偏性・一致性・有効性・十分性)(2級・準1級)── 不偏性・一致性・有効性・十分性、不偏分散がなぜ n−1 か
- 推定量の評価(MSE・フィッシャー情報量・クラメール・ラオの不等式)(準1級・1級)── MSE=バイアス²+分散、フィッシャー情報量、クラメール・ラオ下限
- 最尤法・モーメント法(推定量の作り方と最尤推定量の漸近論)(準1級・1級)── 尤度方程式、MLEの漸近正規性・漸近有効性、モーメント法との比較
- 区間推定(母平均・母比率・母分散の信頼区間)(2級)── 信頼区間の正しい解釈、母平均(z/t)・母比率・母分散の信頼区間
- 仮説検定の枠組み(帰無仮説・対立仮説・p値・有意水準)(2級)── 帰無/対立仮説・棄却域・有意水準・p値の正しい意味
- 第一種の過誤・第二種の過誤・検出力(2種類の誤りとトレードオフ・サンプルサイズ設計)(2級・準1級)── 2種の過誤とトレードオフ、検出力1−βとサンプルサイズ設計
- 母平均の検定(1標本・2標本t検定)(2級)── 1標本・2標本t検定(プール/Welch)・対応ありt検定
- 母比率・母分散の検定(2級)── 母比率のz検定・母分散のカイ二乗検定・分散比のF検定
- カイ二乗検定(適合度・独立性)(2級)── 適合度検定・独立性/斉一性の検定、自由度の数え方
- ノンパラメトリック検定(符号・順位和・Wilcoxon)(準1級)── 符号・Wilcoxon符号順位・順位和(Mann-Whitney U)・Kruskal-Wallis
- 尤度比検定・Wald検定・スコア検定(準1級・1級)── 尤度に基づく3大検定、漸近的同値とWilksの定理
- 多重比較(準1級)── 多重性によるFWER膨張、Bonferroni・Holm・Tukey・FDR
カバレッジ
このドメイン(Phase 4)のカリキュラム全12トピックを作成済み。級別の到達度は各級インデックスを参照。
関連ドメイン
- 確率分布・標本分布(Phase 3 目次)(確率分布・標本分布)── 検定統計量の分布の素材
- 確率(Phase 2 目次)(確率)── 期待値分散・大数の法則・中心極限定理