多変量解析 ── Phase 6 目次
このドメインの位置づけ
- 関わる級:準1級(本丸)・1級(理論・漸近)。2級では多変量手法はほぼ問われず、相関行列の読み取り程度。
- 出題比重の目安(※目安・年度依存は要最新確認):準1級では主成分分析・判別分析・クラスター分析・多変量正規分布が頻出。因子分析・正準相関・MDSも範囲。1級(統計数理・統計応用)では多変量正規分布の理論や各手法の数理的背景を記述式で問う。
- 前提とするドメイン:2変数の記述(散布図・共分散・相関係数)── 相関≠因果/rは直線関係しか測れない/外れ値1点で激変(相関・共分散)、期待値・分散の性質(線形性・和の分散・共分散)(分散・共分散の性質)、確率変数の変換・モーメント母関数・積率(線形変換)、重回帰分析(行列形式・)。線形代数(固有値分解・二次形式)がドメイン全体の道具。
- 土台になる先:Phase 9(1級応用)── 人文科学(数量化理論・コレスポンデンス分析・パス解析/SEM)、社会科学(計量経済)、理工学・医薬の多変量解析が、ここの手法を応用文脈で使う。
トピック一覧
- 分散共分散行列・相関行列(準1級)── 多変量データの2次モーメント。半正定値性・標準化。固有値分解の土台
- 主成分分析(PCA)(準1級)── 分散最大化=固有値問題による次元削減。寄与率・主成分得点
- 因子分析(準1級)── 共通因子モデル 。主成分分析との生成方向の違い
- 判別分析(準1級)── 線形判別(Fisher)・マハラノビス距離・ベイズ判別
- クラスター分析(準1級)── 教師なし分類。階層的・k-means。判別分析(教師あり)との対比
- 正準相関分析(準1級・1級)── 2つの変数群間の相関を最大化する正準変量
- 多次元尺度構成法(MDS)(準1級)── 距離情報から低次元の布置を復元。古典的MDSはPCAと双対
- 多変量正規分布(準1級・1級)── 多変量解析の確率的基盤。密度・条件付き分布・無相関と独立の同値
関連ドメイン
- 記述統計・データの記述(Phase 1 目次)(記述統計・データの記述)── 相関・共分散・2変数の記述
- 確率(Phase 2 目次)(確率)── 期待値・分散・同時分布・線形変換
- 回帰・線形モデル(Phase 5 目次)(回帰・線形モデル)── 行列形式の最小二乗、 の構造